KVMでHackintosh!(Mac OS 10.15 Catalina)


追記

最近OSX-KVMをまた導入する機会があったのですが、手順は多少変わっていました。この情報は古いです。が、一応残しておきます。基本的にOSX-KVMのReadme通りにやれば大丈夫でした。

あと、これをベースにしたDocker-OSXのほうが導入が楽です。

https://github.com/sickcodes/Docker-OSX


Ubuntu18.04上のKVMでHackintoshをしてみました。VNCを使う方法で試しました。
その時にちょっとつまづいたのでメモ。

これを使用しました。
https://github.com/kholia/OSX-KVM

① レポジトリをクローン

② BaseSystem.dmg を入手

このコマンドを実行すればmacOSのインストーラーの中にあるBaseSystem.dmgを取得できるはずなのですが、こちらの環境だとなぜか出来ませんでした。

とりあえずインストーラーの中にあるBaseSystem.dmgが持ってこれればいいので、
ほかのMac(これもhackintoshだけど)からダウンロードして取ってきました。

どうにかしてBaseSyatem.dmgを取ってきたらimgに変換します。

BaseSystem.imgは、OSX-KVMフォルダの中に入れてください。

③ イメージファイルを作成

④ 仮想マシンの設定ファイル

パスを変更します。

また、グラフィックの設定を変えてVNCで出力できるようにします。

144行目の

に書き換え。

CPUのコア数、メモリ、ブリッジの設定とかはお好みで変えてください。

⑤ 仮想マシンを登録、起動

⑥ VNCから接続してMacをインストール

適当なVNCクライアントで繋ぎます。初期設定でポートは5900, 5901…と仮想マシンを起動した順になっています。
ローカルホスト以外で繋ぎたいときは、/etc/libvirt/qemu.conf の vnc_listen = “0.0.0.0” って書いてある行をコメントアウトします。

繋げたらmacOSユーティリティーが出てるので普通にインストールします。

解像度の設定

初期設定では解像度が1024×768になっています。
フルHDに変更してみました。

① config.plistを編集

外からマウントして編集します。(もしくはmacの中からEFIをマウントしてconfig.plistを編集してください。)

28行目に解像度が書いてあるので、ここを好きな解像度に変更します。

アンマウントします。

② OVMFの設定を変更

cloverが起動する前にescキーを押すと設定に入れます。

Device Manager→OVMF Platform Configration→Change Prefrredから解像度をさっき指定した解像度と同じものを選択してください。

指定出来たら一回仮想マシンを閉じてもう一回起動します。

バグ?

Mapアプリがブラックアウトして表示されませんでした。GPUの仮想化周りの問題でしょうか?
これ仮想環境上だとどのHackintoshでも発生してるっぽいのでどうしようもなさそうです。

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