Allied Telesis AT-x210-24GT 初期設定、ファームウェアアップデート CentreCOM L2plusスイッチ
ヤフオクでアライドのL2プラススイッチ、AT-x210-24GTを落札しました。
L2プラスなので、L3っぽい使い方もちょっとできます。
24ポートで、SFPが4ポートです。(SFPは排他利用)
ホントは前に秋葉原で投げ売りされてたx510欲しかったのですが、ちょっと高いのでこっちで我慢です。。
ちなみに消費電力は全ポート未使用時で起動後10Wほど、8ポートリンク時で16Wほどでした。
とりあえず初期設定
コンソールケーブルでPCと繋ぎます。
初期化されてなかったので、強制初期化しました。
まず再起動して、Press <Ctrl+B> for the Boot Menuが出たらブートメニューに入ります。
いろいろ出てくるのですが、5-1-0-9の順番に押すとデフォルトの状態で起動できます。
起動したらユーザーはデフォルトのmanager,パスはfriendでログインできるので、コンフィグを消去します。
1 2 3 4 5 | enable erase startup-config configure terminal no boot config-file |
これで消去できました。
アライドのコンソールは3段階に分かれており、それぞれログイン直後の非特権EXECモード、特権EXECモード、グローバルコンフィグモード(コンフィグ編集モード)です。
enableで特権EXECモード、configure terminalでコンフィグ編集モードに移行できます。また、exitで権限が一つ下がります。
次に、IPアドレスを振ってSSHログインできるようにしました。
SSHログイン用のユーザーも作成します。privilege 15はコンフィグ編集モードに移行できる最高権限を意味します。
グローバルコンフィグモードで、
1 2 3 4 5 6 7 8 | interface vlan1 ip address 192.168.100.10/24 exit username (ユーザー名) privilege 15 password (パスワード) service ssh ssh server allow-users (ユーザー名) |
最後に設定を保存します。
1 | copy running-config startup-config |
ファームウェアアップデート
ここを参考にしてファームウェアを更新しました。
https://www.allied-telesis.co.jp/support/list/switch/x210/rel/5.4.5-0.1/m002199a.pdf
v5.4.5以降にする場合、ブートローダーもアップデートしないといけないらしいですね。
ここからファームウェアとブートローダーをダウンロードできます。(要シリアルNo)
https://www.allied-telesis.co.jp/support/list/switch/x210/download.html
現時点での最新版は、
ファームウェア: x210-5.4.7-0.1.rel
ブートローダー: x210-5.4.3B-3.17.rel
でした。
これらをTFTP,HTTP,SCP,SFTPのどれかでAT-x210に転送します。
今回はTFTP経由でファイルを送ってみました。
PC側でTFTPサーバーを立て、AT-x210からアクセスします。
TFTPサーバーを立てたら、特権EXECモードで、
1 2 | copy tftp://鯖のアドレス/x210-5.4.7-0.1.rel flash:/x210-5.4.7-0.1.rel.rel copy tftp://鯖のアドレス/x210-5.4.3B-3.17.rel flash:/x210-5.4.3B-3.17.rel |
こんな感じでファームとブートローダーを転送しました。
新ファームウェアとブートローダーを指定し、再起動します。
コンフィグモードで、
1 2 3 | boot system x210-5.4.3B-3.17.rel boot system backup x210-5.4.7-0.1.rel reboot |
Web GUIの導入
導入してみましたが、別にCLIで十分なのであまり入れる必要はないかもしれません
また、JAVAアプレットなのでもう主要ブラウザではサポートされていません。
IEを使うか古いchromeなりfirefoxなり使う必要があります。
導入方法はさっきのファームウェアのダウンロードページからGUI用のファイルを持ってきてルートディレクトリにコピーしておくだけです。
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